会長就任にあたり、一言ご挨拶させていただきます。

 

昨年、中国は国家設立70周年の節目を迎えましたメモリアルイヤーでしたが皆様ご存知のとおり新型肺炎によるパンデミックが発生しました。

現在も全世界的には未だに感染拡大に広がり大混乱が継続しています。

中国は新型肺炎の発生により湖北省の各都市のロックダウンと言う大きな犠牲を払いましたが世界に先駆けて感染抑制に成功し従来の経済を取り戻している状態です。

一方、米中の覇権争いによる経済戦争が激化する中で日本としても米中関係をよく見ながら非常に微妙な立ち位置での舵取りを余儀なくされている状態です。

 

とは申し上げるものの今や日中は経済的に深く結びつき互いに欠くことのできない関係となりました。これは先人の存在なしには語ることはきません。現在を生きる我々は先人の財産をしっかりと受け継ぎ更に発展させていくことが、今後の在中国日系企業の大きな役割ではないかと思います。

 

さて、当倶楽部の運営状況を簡単に紹介させていただきます。当倶楽部は大蘇州圏内の日系企業会員600社以上、個人会員80名を超える会員で構成される親睦団体であり、今年で設立27周年を迎えます。

活動の中心は、会員企業相互の情報交換と親睦を図る分科会活動を始めモノづくり商談会、会員交流会、蘇州夏祭りやクリスマスパーティーなど、ビジネスの発展だけではなく帯同されているご家族にも楽しんでいただけるイベントを企画、実施しております。

また、蘇州日本人学校の運営・支援も当倶楽部の重要な役割です。異国の環境で人間形成に重要な時期を過ごされるお子様にとって、学習のみならず貴重な経験や仲間づくりができるよう、当倶楽部は誠心誠意サポートして参ります。昨秋就任されました虻川校長先生をはじめ士気の高い教職員ばかりで様々な教育活動に取り組まれております。

小中学校のお子様をお持ちの方、今後社員の蘇州転勤をご計画される際には、ぜひ蘇州日本人学校をご検討・ご紹介いただければと思います。

 

さて、今年の当倶楽部の活動に関して一言申し上げます。

昨年は先程申し上げましたパンデミック影響によって予定された計画が多々の規制やリスク判断により中止、スケジュール見直し、規模の縮小などを余儀なくされたことをこの場をお借りしましてお詫び申し上げます。

現状パンデミック抑制を実現している中国においても散発的な感染発生もあり予断を許さない状況ですが先ほど承認をいただきました活動計画を元に感染状況を踏まえた上で実施したい所存です。

 

最後となりますが、当倶楽部は日本人社会のセーフティーネットとしての役割もあります。当倶楽部イベントとネットワークを通じて会員様同士が情報を交換できる機会を提供しております。皆様の蘇州でのビジネスや生活がより安全で快適なものとなりますよう情報提供や企業間交流の活性化に努めてまいります。

今後とも会員の皆様のご支援、ご協力を賜りたく、よろしくお願い申しあげます。

 

2021年度蘇州日商倶楽部

会長 藤田 浩史