会長就任にあたり、一言ご挨拶させていただきます。

蘇州日商倶楽部は1994年に設立、今年で設立25年目を迎えます。
設立以来、会員数は増加し、今では法人会員620社、個人会員85名の規模を誇る組織になっております。

昨年をふりかえりますと、日中平和友好条約締結40年、中国の改革開放政策がスタートしてともに40年の節目を迎えました。今や日中の経済は深く結びつき互いに欠くことのできない関係となりましたが、これは黎明期から中国進出を志し、中国の経済発展を心から願いつつ数々の苦難を乗り越えてこられた諸先輩方の存在なしには語ることはきません。また、当倶楽部は昨年、「日中経済交流の発展と日中友好への積極的な貢献」をご評価いただき、在上海日本国総領事表彰を授与されました。これも会員の皆様お一人お一人のご協力と努力の賜物であるかと思います。

この財産をしっかりと受け継ぎ発展させていくことが、今後の在中国日系企業の大きな役割ではないかと思います。

さて、当倶楽部では以下3点の目的に基づいた活動を展開しています。
1.日中両国の経済交流、友好関係の発展
2.蘇州地区の日本人相互の親睦交流強化
3.蘇州地区の日本人生活環境向上

こうした趣旨のもと、各種のイベントを行い情報交換や交流の機会を設けて参ります。活動の中心は、春と秋に行われる会員企業相互の情報交換と親睦を図る分科会活動でありますが、この他にもモノづくり商談会、会員交流会、蘇州夏祭りやクリスマスパーティーなど、ビジネスの発展だけではなく帯同されているご家族にも楽しんでいただけるイベントを企画、実施しております。

また、蘇州日本人学校の運営・支援も大切な役割です。日本とは異なった環境で大事な時期を過ごされるお子様にとって、学習の成果はもとより貴重な経験や仲間づくりができるよう、当倶楽部は誠心誠意サポートして参ります。校長先生をはじめ教職員の皆様はたいへん士気が高く、毎日エネルギッシュに教育活動に取り組まれております。また、校外学習や特別授業など、カリキュラムも大変充実しております。小中学校のお子様をお持ちの方、今後社員の蘇州転勤をご計画される際には、ぜひ蘇州日本人学校をご検討・ご紹介いただければと思います。

加えて大切なのが、日本人社会のセーフティーネットとしての役割であります。当倶楽部ではイベントやネットワークを通じ、会員企業どうしが情報を交換できる機会を提供しております。皆様の蘇州でのビジネスや生活がより安全で快適なものとなりますよう、親睦・互助組織として情報の提供や企業間交流の活性化に努めてまいります。

今後とも会員の皆様のご支援、ご協力を賜りたく、よろしくお願い申しあげます。

2019年度蘇州日商倶楽部
会長 後藤 浩一